平成26年度 石狩管内学校課題研究発表会

  恵 庭 市 立 松 恵 小 学 校
                                      
                                   平成26年10月24日(金)開催 参加者 328名


 

T 研究主題
                  自 立 ・ 共 生
       「共に学び 自ら考え 進んで実践する子どもの育成」

         〜学習活動の基盤を身につけ 進んで学ぶ学習をめざして〜
U 研究仮説
      児童が、学習の基盤(ベーシック)を意識し、向上しようとする。
     一方、教師は、ベーシックを高める取り組みや授業を創造し、実践する。
     児童、教師が相互の相乗効果により、自ら進んで問題や課題を解決する。
     自立した児童、共に学ぶことに喜びをもつ児童が育つであろう。

V 研究内容

 1 一人ひとりの学習の「自立」を高める研究
   〇授業の始めに家庭学習と連動した定着のテストや時間を設定する。(ベーシックタイム)
 2 授業における「自立」の研究
   〇児童一人ひとりの「話すベーシック」「聞くベーシック」「考えるベーシック」「まとめ
    るベー シック」が向上する授業作りをし、一人で学び、自力解決ができる児童を育てる。
 3 授業における「共生」の研究
   〇児童相互が、問題解決をしていく過程で、新たに気づいたり、自分の考えとくらべたり、
    深 め合ったりすることのできる場面を設定する。
 4 児童の実態を把握し、学級集団の向上を図るQ−Uの研修
   ○「学級集団づくりのゼロ段階」をテキストに学習会を開き、児童理解に努めるとともに、
    Q-U の効果的な活用の仕方や学級づくりに生かす方法を交流し合う。


W 日 程
 受
 付
公開授業  移動  全体会
研究発表

分科会
アンケート
X 授業公開
学年
教科
単元名と参加者の声 授業者
1年
国語

 「天にのぼったおけやさん」

参加者の声
 〇対話のある授業が展開されていました。今後、子ども自身が
  どのように力としていくのか、ベーシックのつながりに興味
  を持ちました。
 〇発言、発表など、多くのことを身につけていて、学習規律が
  整っていてすばらしかったです。
 〇子どもの意欲の引き出し方、言葉のキャッチボールのうまさ
  が勉強になった。
阿部  実
2年
国語

 「わにのおじいさんのたからもの」

参加者の声
 〇ねらいを明確にした具体的な取り組みの継続は、必ず力にな
  りますね。
 〇まず言葉に向き合い、そして疑問について思考を深める。他
  教科でも大人になっても必要な力を育てる方法だと思ってい
  ます。
 〇一人一人を残らず伸ばそうという研究、すばらしいです。
  ベーシックの5段階の内容、参考になりました。
大森 麻衣
3年
国語

 「モチモチの木」

参加者の声
 〇「言葉の流れを丁寧に確認しながら読む」という国語の基本
  にのっとったよい実践だと思いました。
 〇ベーシックの取組が学習習慣、生活習慣においても成果と
  なって表れていました。
 〇意欲を持ち、自ら進んで学習していました。児童の日頃のが
  んばりが見られてすばらしいと思いました。

 
高橋 勇輝
4年
特活

 「自分も相手も大切にした話し方を考えよう」

参加者の声
 〇先生の表情が豊か。どの子の発言にも反応し、自己肯定感を
  持たせる取り組みがしっかりしていた。
 〇Q−U活用の授業が見られてとてもよかったです。児童の実
  態、これが授業のスタートである。そのことがよくわかりま
  した。
 〇発達段階と表現技術や言語理解能力の関係を重視することが
  必要だと改めて思いました。「感じること」と「理解するこ
  と」の違いを意識させられました。
広P 雄太
5年
社会

 「工業生産を支える人々」

参加者の声
 〇子どもが大変積極的に発表していてよかった。子どもたちの
  発言が、かなりレベルが高く、日常の指導に感心しました。
 〇高めるべき児童の姿とそれにむけての取組がすばらしい。先
  生の目指している児童観へ、確実に子どもたちが向っている
  ことが伝わりました。
 〇発表の意欲を教師が上手に引き出していた。先生の子どもへ
  の声かけ、個々への配慮がていねいでした。
佐藤 ルリ子
6年
理科

 「電気の利用」

参加者の声
 〇ベーシックは、しっかり基礎基本事項を積み重ねるために非
  常に有効だった。すばらしい6年生でした。
 〇子どもたちと先生の関係が良く、雰囲気のいい授業でした。
  学校全体で共通意識をもって取り組むことで、子どもたちは
  こんなにも育つのですね。
 〇先生のノートチェックがよくされていて、いいなあと思いま
  した。前時や前々時の内容を生かしながら児童が予想を立て
  ていた姿が印象的でした。

今野 一哉

Y 分科会

分科会 司会者 共同研究者 運営責任(記録)者
1年 国語 恵庭市立柏小学校
  教諭  鎌田  陽子
江別市立野幌若葉小学校
  教頭  市橋 英雄
江別市立上江別小学校
  教諭  山ア 由紀子
2年 国語 恵庭市立恵庭小学校
  教諭  鳴海  孝則
北海道文教大学
  教授  三上  勝夫
江別市立対雁小学校
  教諭  蜂谷  夕子
3年 国語 恵庭市立和光小学校
  教諭  児玉  憲彦
石狩教育局
  指導主事  西島 進一
恵庭市立松恵小学校
  教諭  山口  芳昭
4年 特活 恵庭市立和光小学校
  教諭  松野  浩毅
当別町立弁華別小学校
  校長  山口  浩
北広島市立東部小学校
  教諭  玉田  充幸
5年 社会 恵庭市立若草小学校
  教諭  岩田  雅弘
恵庭市立柏小学校
  校長  甲斐  丈治
北広島市立緑ヶ丘小学校
  教諭  平山 有希子
6年 理科 恵庭市立恵み野旭小学校
  教諭  米屋  英毅
恵庭市立恵み野旭小学校
  教頭  大村  正俊
石狩市立緑苑台小学校
  教諭  今井  雅宏